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女医の子育てには苦労が多い?仕事と家庭の両立はどうやる?

2018.02.05

働く女性の悩みは「仕事と子育ての両立」

子どもを持っている働く女性の多くは、「仕事と子育ての両立」に苦労を感じているようです。女医の方も御多分に漏れず、女性医師へのアンケート(joy.netパートナーによる。https://www.joystyle.net/articles/523)において、

仕事と家庭との両立に「苦労を感じることがある」と回答した女性医師は64%。「時々ある」の18%

を含めると、8割を超える女医が仕事と子育ての両立は大変だと感じていることがわかります。

では、具体的にどのようなことに苦労しているのかでしょうか?
多数を占めたのは「帰宅後の食事やお風呂、片付け・掃除、洗濯といった普段の家事」「子どもの習いごと、勉強のフォロー」「幼稚園・保育園などの対応」「子供の急な病気」「長期間の休み(夏休みなど)」などでした。仕事と子育てはもちろん、人によってはさらに研究や論文まで加わることも。子育てをする女医は休む暇もないほどハードな毎日を送っているようです。

使えるものは利用し、ちょっと工夫をすることで家事を軽減

「仕事と子育てを両立させる」第一のポイントは、「何でも一人で背負い込まない、頑張り過ぎない」ことです。

まずは家族の理解を得て、協力体制を作りましょう。たとえば「夫に家事分担をしてもらう」「実家が近くなら子供を親に預かってもらう」のも、すぐに実行できる方法です。近くに両親、親戚がいない場合は、市町村にあるファミリーサポーター、民間のサービスなども積極的に活用し、もしものときでもすぐに対応できる環境を整えておくといいでしょう。

二つ目のポイントは、家事の一部を外部に依頼することです。最近は時間や日数単位など、ピンポイントで頼める家事代行サービスが増えています。家政婦さんを雇うとなると金銭面で負担がかかることも少なくありませんが、ピンポイントで依頼できる家事代行サービスなら、忙しい時間帯や必要な時だけ来てもらうことが可能です。家事をお任せすれば、幼稚園や保育園のお迎え、授業参観、先生との面談に時間を割くことができます。

ポイントの三つ目は、スマート家電を上手に活用すること。今や奥さま方の必需品となったロボット掃除機をはじめ、食器自動洗浄機、衣類乾燥機など、家事の時間を短縮できるような便利な家電はどんどん使うようにしましょう。加えて、自身の勉強時間を確保することも可能になるなど、自分の時間の確保にも役立ってくれるでしょう。

食事においては、子どものためにも「食事は手作りのもの」と考える女性医師は多いでしょうが、時間のない時は惣菜や冷凍食品を上手に用いたレシピも必要です。「完璧にやらなければ」と考えず、「手を抜けるところは抜くこと」が両立のコツだといえます。

子供を持っても仕事を続けていくためには

男性医師とは違い、結婚・出産という人生の節目を迎えた時、女性医師は転職を考えるケースが多いといいます。やはり「子供がいても仕事も続けたい」というのが理想で、両立できる働き方を模索しているのではないでしょうか。

過去記事(女医のキャリアについて考える 育児と仕事の両立の仕方とは?2)なども参考にすると、自身にあったキャリアが見えてくることもあるかと思います。ただ、現状の勤務状況に不満があるのであれば転職を考えるのも手です。女医、医者の転職についてはアイディー・サポートが力になります。まずはお気軽にご相談ください。

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