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ドクターXにみる医者の働き方 フリーランスについて考える

2017.01.31

あなたもドクターXになれる?

「私、失敗しないので」なんて強気発言、憧れはしますがおいそれと口にはできませんね。今回は何かと話題の米倉涼子氏演じるドクターXから医師の働き方について考えてみましょう。現在は医師のワークライフバランスへの考え方について関心が高まっている影響や2004年の制度変更もあり、フリーランス医師は徐々に増えています。中に半年は日本でフリーランスとして活動し、残りは海外で医療活動をするという医師もみられ、自分の人生を生きることができるとの意見も聞かれます。しかし、チーム医療を取り入れている現代の日本の医療から、外科などでフリーになるのはかなりの難問。これは勤務医の方にも言えることですが、周りとうまくバランスをとれるか、連携をとれるかが医療において大事になってくるからです。麻酔科や眼科医にフリーランスで活躍する方はいますが、現状の日本ではある程度科目が限られているのが現状です。

フリーランス医師の条件

フリーランスをするにあたって、必要な条件があり、それは良い医者にあたる条件にも通じる部分があります。まず、自身の医療知識の拡充や技術の研鑽を怠らないこと。もし、ドクターXやブラックジャックが大した技術がなければ次の依頼があるでしょうか?フリーランスで生きていくなら技術や知識が必要なのは言わずもがなでしょう。また、以前紹介したコミュニケーション能力、これも大事です。患者さんとの接し方や、看護師との円滑な連携だけでなく、フリーランスとしての人脈を築くためにコミュニケーション能力は欠かせません。フリーランスはうまくいけば時間に余裕ができたり、働き方や自身の技術によっては勤務医より稼ぐことも可能です。選択肢の1つとして検討するのもアリかもしれません。ただ、必ずしも上手く行く保証はありません。まずは、自身を知り、相談することから始めてみませんか?

参照:医者のコミュニケーション能力の重要性について

フリーランスにはデメリットも

しかし、その一方でデメリットは付きもの。キャリア形成が難しいだけでなく、税金対策などの雑務も自分でこなさなければなりません。また、学会などの諸費用が自分持ちの負担になるので、意外と持ち出しも多いですね。とはいえ、1度は憧れる存在であり、あなたにもそのチャンスがあります。ただ、そのために活動する「場」の確保も先決でしょう。そういった「勤務先の確保や紹介」、「税金対策はどうしたらいいのか?」など、医者につきない悩み事はアイディー・サポートがいつでもご相談にのります。