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苦労して医者になっても辞めたい人がいるのはなぜ?世間とのギャップ

2016.10.17

医者を辞めたい?理由と実態とは

小さな頃から勉強に励み、浪人してもなお、医者を志す方も大勢いらっしゃいます。その一方で、医者を辞めたいと考える方も少なくはありません。せっかくの努力を無にしてまで辞めたい理由はさまざまですが、医者として働いている方なら「分かる!」と頷いてしまうこともあるでしょう。

  • 激務や不規則な勤務で身も心も疲れてしまう
  • 訴訟リスクが高い
  • 医局のしがらみ
  • 失敗が命に直結するため精神的にキツいことが多い
  • 男性勤務医からのセクハラ
  • 病気や怪我は治せて当たり前と評価が低い
  • モンスター患者からのストレス

思い当たる節はありますか?肉体的にキツいだけでなく、精神面に大きな負担を感じる方が多いですね。
また、医者は高収入なイメージがありますが、勤務医の給与は手取り30万~40万円程度からスタートが一般的であり、正直割に合わないと考える先生も…。

世間とのギャップと辞めたい人の割合

医師専用コミュニティサイト「MedPeer(メドピア)」が行った調査では、実に40%以上が医師を辞めたいと思ったことがあると回答しています。
(参考:http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000038.000010134.html

世間では、ちょっと診察して楽に高収入を得ているイメージがあり、お医者さんを辞めたいなんて信じられない!という意見が大半でしょう。実際、医者の8割は年収1000万円を超えており、そのうち2割は2000万円を超えています。

ただし、医者になるまでの学費や国内外の学会出席費用は自腹であり、出費の多い職業でもあるのです。その中で、本業のほかにアルバイトを行う医者も少なくありません。

しかし、国公立の病院では医者も公務員扱いであり、年収は1000万未満に加え副業も禁止されています。
そのため、開業医を含めた医師全体でみても貯蓄額1000万円以下が46%とほぼ半分で、一般企業のサラリーマンと比較しても飛び抜けて高い額というわけでもありません。世間の認識とはかなりギャップがありますね。

辛いなら環境を変えるのが吉

医者自体を辞めなくても、転職するという選択があります。自分のネットワークで探すこともできるでしょうが、最近ではしがらみのない転職をご希望の医者も多く、転職サイトを活用している場合が多いですね。

医者専門の転職サイトも多くなり好条件が提示されていますが、希望外(的外れ)の転職内容ばかり斡旋されたり、サイトによっては不親切だったり、アフターサービスがイマイチだったり…。
失敗しない医者の転職をご希望の場合は、サポート力が強くアフターサービスも万全のEYEDサポートに一度、ご相談ください。

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