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果たしてその選択は正しかった?医者のキャリア選択について

2017.03.02

医者の働き方も多様化している

女性の医者も増えるなど、医者の働き方やキャリアにこれまでにない風が吹いています。しかし、選ぶ道が増えるということはいいことばかりでなく迷いが生じる原因ともなり諸刃の剣です。新医師臨床研修制度以前は、医学部卒業を待たずに自分の進む道を決めていた医師が多かったようですが、現在は研修後半になってもなかなか決められない方が多々みられます。もちろん、全くのノープランではなく、おぼろげに自身の医師像はあった上でその診療科を選んでいるのですが、生涯後悔なく進める選択をするのは難しいですよね。統計的にみても、意見は二分されており、診療科を初期研修前に決める派と、そうでない派が生まれています。

診療科の選び方とその実態

艱難辛苦の受験をくぐり抜け、課題と日々格闘し、医者に向かって邁進する中でキャリアの選択を迫られますが、大学では知識を教えてくれてもキャリアの作り方については教えてくれません。キャリアを悩む理由には、医師になるにあたって「その診療科に適正があるのか?」といったことを自分自身と向き合い、考える機会が少ないことなど問題の種はいたるところにみられます。しかし、状況を変えるため選択科目を変え、自分の可能性を探る医者が全体の3割強もいることを忘れてはなりません。彼らの話によれば、医局の人たちとの人間関係の悩みや多彩な症例に触れてみたくなったからなど、多種多様な答えが返ってきます。医師が転科するのは大変な決断ですが、開業へのスキルアップにつながる、専門医資格の取得など、自身のキャリアアップの一助となることもあります。

第三者の意見も参考に

医者のキャリアは以前よりも選択肢が増え、その選択に悩む方が増えている現在。キャリアの方向を決める、転科して再スタートを切るには客観的な意見を取り入れることも1つの選択です。アイディー・サポートは医者の性格や要望にあったクリニック、医院の紹介ができますので一度、ご相談ください。