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医者にとって保険は大事!営業マンを見極め、加入すべき保険をおさえよう

2016.10.26

医者と保険の加入実態

医者は開業するにも、医療訴訟の対応にも保険加入が必須です。最近はネットの普及で誰でも専門家並の情報や知識を簡単に手に入れることができるため、医療訴訟の件数もうなぎのぼり。1990年は352件ですが2004年には1,110件と大きな伸びをみせています。

ここ10年ほどは横ばいですが、中にはテレビで大きく報道されるケースもありますね。研修医が個人で訴えられた例もあり、どんな立場であっても備えは必要です。また、開業医なら加入すべき保険は医療訴訟用だけにとどまりません。最低限必要な3つを確認していきましょう。

団信

開業資金を借りる際、もしもの時にはローン返済が免除される保険。

社会保険

厚生年金保険や健康保険などクリニックで働くスタッフの福利厚生に必要な保険。

所得補償

怪我や病気などが原因で仕事ができず、収入が途絶えてしまった時のための保険。働けない時のローンの返済をしなければいけない時などに役立ちます。

保険の営業マンのみるべきところとは?

保険を検討する際には、信頼に値する情報の詳細が必要不可欠です。情報源として保険の営業マンを頼ることは多いですが、質は一定とはいえませんよね。
保険に入るときだけでなく、掛け替えや追加など長い付き合いになるためよく見極めることが大切です。

よい保険営業マンは、しっかりと相手の話を聞く姿勢があり、レスポンスよく、専門用語に頼らず素人にも分かりやすく説明してくれます。

また、一番のポイントは分からない事は分からないといってくれることも重要!その場しのぎをしない実直な方に依頼しましょう。反対に、メリットばかりを並べ、他社を貶めるような営業トークを得意とする営業マンには注意が必要です。

保険について

現在は医療訴訟が増加しており、勤務医や研修医であっても保険の加入が必須です。医療裁判は立証が難しいといわれていますが、敗訴が決定すれば多額の賠償金が必要となり、個人資産ではどうにもならないケースも考えられます。
まだ、対策をしていないという方は信頼のおける営業マンやファイナンシャルプランナーなどに相談し、自分にあったものや加入すべき保険をしっかりと把握しておきましょう。