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医者の資産運用、投資信託で開業や老後に備えた貯蓄をしよう!

2018.02.27

投資信託の基本的な仕組み

「投資信託(投信と略されることもある)」とは、不特定多数の投資家から資金を集め、運用の専門家が、株式や債権(国、地方公共団体などの資金調達のための有価証券)、不動産といった金融商品へ投資運用を行います。その運用によって得た収益を、出資金の割合に応じて分配する制度です。
端的にいうと、投資家が資金を投信のプロ(ファンドマネージャーなど)に委託し、自分の代わりに運用してもらうということになります。

投資信託の運用方法には、「バランス型(国内外の優良株式や公社債などを組み入れ、均衡の取れた資産運用を図る。分散投資)」「アクティブ型(平均を上回る運用を目指す)」など、様ざまな種類があります。分散投資は少額から投資ができるので、投資リスクを抑えることが可能です。ただし、専門家といっても失敗することもあります。

投資信託のメリットとデメリット

投資信託にはメリットがありますのでご紹介していきます。

投資信託のメリット

  • 少ない金額で投資を始められる
  • :株式投資や債券投資には、ある程度まとまった資金が必要だが、投資信託は1万円程度から手軽に始めることができる(「投信積み立て」は100円からの投資が可能)

  • 運用は専門家に任せられる
  • :個人が投資に必要な知識や手法を学ぶのは時間もかかるし難しい。しかし、投資信託はファンドマネージャーといった経済・金融などの専門家が代わりに運用してくれる。また、個人では投資しにくい国やエリア、資産など様ざまなものに投資可能。

  • 株式や債券などに分散投資可能
  • :さまざまな資産に分散投資できるため、リスクを軽減できる。

  • 透明性が高い
  • :投資信託の値段である「基準価額」は運用会社によって原則として毎日公表され、その金額は新聞や運用会社のHPなどで調べることが可能。また、決算ごとに監査法人などによる監査を受けている。

投資信託のデメリット

投資初心者にも比較的わかりやすい投資信託ですが、デメリットもあります。

  • 元本保証がない
  • :銀行預金は元本保証(預けた金額分は必ず引き出せる)されるが、投資信託は購入時よりも値下がりした場合、売却額が購入額より下回る、つまり損をする可能性がある。

  • 運用には多少コストがかかる
  • :投資信託には、主に「購入時手数料(販売手数料とも。投資信託を購入する際に必要な手数料)」「運用管理費用(信託報酬。投資信託の運用にかかる費用)」「信託財産留保額(信託期間の途中で換金(売却)する際にかかる費用)」という3つの手数料が必要。そのため、購入の際には手数料が低いものを選ぶのが大切です。

投資信託を始める前にメリットとデメリットを知って、後悔のない資産運用を行いましょう。

投資信託や貯蓄で安心できなければ転職も視野に

貯蓄や投資信託は、将来のために役に立つ制度です。しかし、資産運用するにあたってもある程度の生活と仕事のバランス、収入が必要になってきます。医者の方でも、現状の給料や待遇、職場の環境に納得いかないのであれば転職も一つの手段だといえます。医者の転職支援はアイディー・サポートまでご相談ください。

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