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医師だからしっかりと考えたい医師の過労死、夢を叶えた医師でも…。

2017.06.14

他人事ではない医師の過労死

最近、ニュースでも取り上げられた医師の過労死をご存知ですか?看護師として働きつつ、医学部に合格した末、念願の医師にもなった頑張り屋の彼女。
救急患者の対応が多く、労働基準法を大幅に超える187時間から251時間も残業していた記録があり、ついには人に会いたくないと漏らすようになったとか。

しかし、決してこれは他人事ではありません。長時間労働も然ることながら、思い描いていた生活の違いから、肉体的にも精神的にも疲弊しきってしまいますよね。

病院の体制も問題ではありますが、自身の勤怠や労働環境を客観的に見つめ直すことも大事になります。

医師の過労の実態

では、医療の過労がなぜ起きるのか?早速、みていきましょう。

    • 1、年々、体力的にも精神的にもきつい外科の医師不足。

医療裁判になりやすく体力勝負、精神的にキツイ現場は若者に避けられる傾向があり、必然的に医師不足に。足りない人数で回すため、医師の過労は避けられません。

    • 2、お医者さまから「患者さま」へ。患者中心の考えが最近では占めているので精神的にもきつい

昔は神様のように崇められていた医者でも今では逆転し、患者様。クレーマー気質な方が増えている日本の医療現場は精神的にも辛い状態ではあります。

    • 3、労働拘束時間が300時間なんてことも

労働基準法は?と首をかしげたくなる数字ですが、「特別条項付き36(さぶろく)協定」を結んでいれば合法的に可能になってしまうのです。36協定をざっくりいうと、届けさえだしておけば週40時間を超えた労働や休日出勤も違法でなくなる労働基準法の抜け穴的存在です。

 

得が多いのは、経営者と患者さんの傾向が強いです。医者の命が軽んじられているのが現状です。自分の労働環境の現状が上記に該当していたりはしませんか?

医師と労働基準法

本当に追い詰められると思考が停止し、辞めたいと感じても実行できないことも多々あります。医師の過労死を防ぐためには、その状態に陥ってしまう前に、相談をできる相手を見つける必要があるでしょう。アイディー・サポートは医師の方に寄り添った相談・紹介などを得意としています。
まずは、気軽に相談ください。今いる現状を変えるお手伝いができます。

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